みんなのためのお口の健康豆知識
歯みがき
歯みがきのポイント(むし歯予防のために)
むし歯になりやすい場所は、奥歯の噛む面と、歯と歯の間です。歯ブラシと一緒にデンタルフロスも使ってみましょう。
ポイント1
奥歯の噛む面の溝に歯ブラシの毛先を当て小刻みに振動する。
ポイント2
歯の表と裏側に歯ブラシの毛先を直角に当て往復運動する。
ポイント3
歯と歯の間にデンタルフロスを使用する。
歯みがきのポイント(歯周病予防のために)
歯周病は歯と歯肉の溝から進みます。歯ブラシが歯肉にとどいているか鏡で確認することがポイントです。また、歯ブラシの届かない歯と歯の間のすき間には歯間ブラシを使ってみましょう。
ポイント1
歯の表側の磨き方は、歯と歯肉の境に歯ブラシの毛先を45度になるように当て、弱い力で細かく振動する。
ポイント2
奥歯の裏側の磨き方は、歯と歯肉の境に歯ブラシの毛先を45度になるように当て、弱い力で細かく振動し、前歯の裏側は、歯ブラシを縦に使用する。
ポイント3
歯と歯の間は、歯間ブラシを使用する。
お子様の歯みがきのポイント
お子さんの頭をひざの上に乗せて磨きます。お子さんの口は小さく仕上げ磨きは、意外と難しいものです。まず、お母さんがリラックスした気分で楽しげに磨いてあげることも大切です。お子さんに何か話しかけながら磨いてあげるといいでしょう。
ポイント1
歯ブラシは年齢に合ったものを!
年齢に合った歯ブラシを選びましょう。仕上げ磨き用の歯ブラシもあります。
ポイント2
歯ブラシは鉛筆にぎりで!
鉛筆をにぎるように持った方が、小さな口の中では正確に歯ブラシを動かすことができます。
ポイント3
磨き残しがないように、一筆書きで!
奥歯から順番に磨いていきましょう。そうすれば磨き残しもする少なくなります。
ポイント4
磨きにくい歯と歯の間は糸ようじを使って!
歯ブラシだけでは歯と歯の間に磨き残しができてしまいます。奥歯の間、前歯の間はていねいに糸ようじを使って磨いてあげましょう。
6才臼歯のみがき方
磨きにくい6才臼歯ですが、ちょっとした工夫をすれば磨けます。まず、口を小さめに開け、歯ブラシを口の横から入れます。そうすると、無理なくかみ合せの部分にとどくようになります。